両立するうえで必要なこと

家事・子育てで夫にもっと参加してほしいことは?

ワーキング・ママが協力を強く求めながらも、夫の参加に物足りなさを感じている家事は「部屋の後片付け・整理」と「掃除」。子育てに関しては「子供の病気時の対応」と「子供の教育」でした。
ワーキング・ママからの要望と、ご主人の対応のすれ違い。これが少なからずワーキング・ママのストレスになっているのではないでしょうか。ご主人の参加に物足りなさを感じ、もっと協力してほしい家事・子育てとは?このあたりを具体的に答えていただきました。

簡単でいいから片付けをしてほしい
部屋の片付けや整理整頓をする時間がなかなかとれません。私よりも夫が先に帰宅したときは、
簡単でもいいから片付けしてほしいなって思うことがあります。(末子が乳幼児のママ)

出勤前に部屋の掃除もしてほしい
夫が最後に入浴するのでお風呂掃除は夫の担当ですが、部屋の掃除もしてほしい。出勤前にササッと掃除機をかけてくれるとか、ちょっとした時間でもいいので。(末子が乳幼児のママ)

子供の病気時そばにいてほしい
子供が保育園の頃は病気になると心配なので私が会社を休んでいたけれど、小学生になって少しは手がかからなくなったので、夫に会社を休んでほしいと思うことがある。(末子が小中学生のママ)

もっと子供に向き合ってほしい
平日は家事に追われ子供の話をゆっくり聞いてあげられず、勉強もあまり見てあげられない。母親だけではフォローできないところもあると思うので、父親としてもっと子供に向き合ってほしい。
(末子が小中学生のママ)

「主人にもっと協力してほしい」と日頃感じている「もっと」に応えるのは、さほど難しいことではないように思います。例えば、ホコリを見つけたらすぐにふき取ったり、シンクに溜まっている食器に気付いたらさっと洗っておくことなどで、ワーキング・ママの負担も少しは軽減されるのではないでしょうか。とはいえ家庭内のご主人のサポートだけでは限界もありそうです。

どんな支援がほしいですか?(複数回答)

会議中に保育園から電話
絶対抜けられない会議中に、保育園から子供が急に発熱したので迎えに来てください、との連絡がきたことがある。こんな時、誰か頼める人がいたら助かる。(末子が乳幼児のママ)

震災時が心配
仕事中に大きな地震が起きても、急いで子供のもとに駆けつけられない。学校から帰って子供が1人で家にいる時間もあるので、緊急時は同じマンションの皆さんが頼りです。(末子が小中学生のママ)

想定外の事態の場合にも対応してほしい
ベビーシッターさんは前日までの予約制なので、急にお願いしても手配がつかない。例えば急に電車が止まって子供を迎えに行けない時とか、想定外の事態の時に対応して欲しい。(末子が乳幼児のママ)

想定外の事態の時の対応はワーキング・ママにとって切実な問題です。座談会では、周囲の人たちからの理解を得られない、近くに頼れる人がいない、など様々な悩みを聞くことが
できました。

子供の学校行事での休暇申請は気がひける
忙しい時期に子供の学校行事で休暇申請をする時、やっぱり気がひけちゃう。上司もしぶしぶ、という感じだし。同僚の視線も気になる。そんな時もう少し理解があったらな、と思う。
(末子が小中学生のママ)

つい母親にお願いしてしまう
子供の急病時でもどうしても出社しなければならない時など、つい母親に電話してしまいます。本当に申し訳なく思うけど他に頼れる人がいないので。(末子が乳幼児のママ)

そんな中でママ友同士で協力し合っている方もいらっしゃいました。

ママ友との協力体制
仕事を持っているママ友がいて、保育園のお迎え時間にどうしても間に合わない時など、連絡を取り合ってお互いに協力してカバーしあっています。(末子が乳幼児のママ)

やはり、ワーキング・ママにとっていざという時、頼りにしたいのは常日頃身近にいる人たちのようです。家族の協力はもちろん、近所の人や職場の人たちの理解や思いやりがワーキング・ママを支えていくのではないでしょうか。

仕事と家事・子育てを両立させながら頑張っているワーキング・ママの皆さん。ご主人も協力しているようですが、家事だけでなく、子供の急病時の対応や保育園の送迎など、ワーキング・ママには大きな負担がかかっています。家事の負担はご主人のちょっとした気づかいで軽減できるかもしれません。しかし、子供の急な病気の時の対応や、日中仕事で子供と一緒にいられない事による不安や心配事も多いワーキング・ママを支えることができるのは、ご近所の人たちや地域とのつながり、職場の人たちの理解や協力ではないでしょうか。例えば、日頃から気にかけて声をかけ合ったりするコミュニケーションや、地域社会ぐるみで子供たちを「見守る目」のようなコミュニティがワーキング・ママへの支援につながっていくのではないでしょうか。