国交省「平成20年度 第1回 超長期住宅先導的モデル事業」に「(仮称)グランリビオ高見弐番館」が採択
~構造躯体の劣化軽減、スケルトンインフィル設計、クロム系ステンレス鉄筋等を採用した先駆的な超長期住宅~
2008.07.10
当社の分譲マンション事業『(仮称)グランリビオ高見弐番館』(福岡県北九州市八幡東区、総戸数18戸)が、国土交通省「平成20年度 第1回 超長期住宅先導的モデル事業」(*)に採択されましたのでお知らせいたします(平成20年7月7日公表)。
『(仮称)グランリビオ高見弐番館』は、先導的な材料・技術・システムを積極的に導入し、「先駆的な超長期住宅」の実現に向けた取り組みを実践しています。
具体的な取り組みとしては、ハード面においては、基本性能として構造躯体の劣化軽減(劣化対策等級3)、耐震性向上のほか、住戸の可変性に対応するスケルトンインフィル設計等を採用。さらに、先導的な取り組みとして、新日鐵住金ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:木下 洋)が開発した高耐久のクロム系ステンレス鉄筋を採用することにより、建物の耐久性を飛躍的に向上させています(コンクリート中の普通鉄筋耐用年数の約20倍)。
また、ソフト面の取り組みとして、長期修繕計画の策定のほか、建物の修繕内容を記録・保管する「マンション家歴システム」を導入します。
(*)超長期住宅先導的モデル事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会における住宅のあり方について、具体の内容をモデルの形で広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることを目的として創設された。平成20年度第1回提案募集は平成20年4月11日から5月12日の期間で行われ、最終的に603件の応募があった中から40件が採択された。
(仮称)グランリビオ高見弐番館完成予想図
「(仮称)グランリビオ高見弐番館」の超長期住宅への主な取り組み
1.構造躯体の耐久性
●高耐久ステンレス鉄筋の採用
・外部環境にさらされ劣化しやすい部位(屋上パラペット、バルコニー、外部廊下、外部階段、妻側外壁)および耐震スリットの接続部等に、新日鐵住金ステンレス株式会社が開発した、錆びにくい「クロム系ステンレス異形鉄筋」(コンクリート中での普通鉄筋耐用年数の約20倍)を採用。建物全体の耐久性を飛躍的に向上させます。
●住宅性能評価における劣化対策等級で最高等級(3等級)に該当
・水セメント比50%以下。
・コンクリートかぶり厚は基準法レベル+1cm以上。
2.スケルトンインフィル設計
●スケルトン(構造躯体)とインフィル(内装・設備)の分離
3.内装・設備の維持管理の容易性
●住宅性能評価における維持管理対策等級で最高等級(3等級)に該当
4.変化に対応できる良質な居住空間
●住宅性能評価における更新対策等級(共用排水管)で最高等級(3等級)に該当
●二重床、二重天井など可変性を持たせた躯体天井高
5.維持保全計画の策定
●これまでの30年の長期修繕計画に加え、多世代にわたる更新計画が可能な建物の維持管理方針を作成
6.記録の作成および保存
●建物の保守管理の記録、保存ができる家歴システムを導入
7.その他の取り組み
●省エネルギー性の確保
・住宅性能評価における省エネルギー対策等級で最高等級(4等級)に該当
●高齢者等配慮
・住宅性能評価における高齢者等配慮対策等級(共用部分)で3等級に該当
●街並み・景観への配慮
・地区全体と調和の取れた街並みの形成
本事業の取り組みは、住生活基本法に理念が示された良質な住宅ストック・居住環境の形成の実現への道筋を示し、確かな社会基盤づくりの先導的なモデルとしての役割を担い、今後のストック型社会への転換の契機となるものと自負しています。
超長期住宅の整備と合わせて、住宅の性能表示の開示や、ロングライフ化に向けた維持管理計画、家歴システムの整備は、資産価値の客観性を高め、結果として中古住宅流通市場に購入需要を呼び込むインセンティブとなるものと考えます。このことは、同時に居住者の積極的な維持管理意識を醸成し、中古住宅の質の向上に寄与するものと考えます。
当社は、超長期住宅の取り組みを通じて、多世代にわたって継承できる良質な社会ストックの形成に貢献していきます。
以 上
【(仮称)グランリビオ高見弐番館の概要】
| 所在地 | : | 福岡県北九州市八幡東区高見一丁目700-1 |
| 敷地面積 |
: |
3,564.86㎡ |
| 構造規模 | : | 鉄筋コンクリート造 地上4階建 |
| 総戸数 | : | 18戸 |
| 工期 | : | 平成21年1月着工~平成22年11月竣工(予定) |
〈添付資料PDF〉