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Vol.6 “本物”を目指して! (2006.08)
このところ新聞紙上に、小泉首相の外遊中のパフォーマンスがたびたび報道されている。米国・メンフィスでは、ブッシュ大統領たちの前でプレスリーを演じその名(?)演技を全米のTVニュースに流され、また戦火の中東・ヨルダンで世界遺産・ぺトラ遺跡の見学時には、ラクダの背に乗り駄洒落を言って「何のための中東歴訪か」と周辺国から違和感を持たれ、とどめはサンクトペテルブルグ・サミット夕食会でロシアの民族舞踊を自ら舞台に上がって踊り、ブッシュ大統領から「小泉首相は少しおとなしくしたほうがいいんじゃないか」と冗談めかしてだがたしなめられる…等々である。小泉改革の継承、可か否かを巡り国民の関心も高い政治状況下で、ご本人はバルト海に沈む夕日を眺めて、「自分も沈みゆく夕日だ」とカナダの首相に語りかけたということだ。私が先日お会いした某市の市長は、自らの勇退表明のため集まった市職員に向かい、「残り7カ月の任期で2年分の仕事をしないといけないので、最後までよろしく頼みます」と挨拶をされたという。“本物”の政治家の引き際として、私たちに伝わってくるものの違いについ考えさせられてしまう。
さて、“ジーコ・ジャパン”の活躍が期待されたサッカーのドイツW杯が終わって10日余り。結果は皆さんご承知のとおりで、過去2回の成績と比べても、今回ほど世界の一流チームと日本のレベルの差を感じさせられた大会はなかった。それは実力以前のもっと大切なもの、パス回しのテクニックや組織力とかではなく、ボールをゴールに蹴りこむことへの意欲や勇気、勝利への執念、戦うことへの気持ちの高揚の違いを、テレビの映像を通して見せつけられたからだ。日本のシュート決定力不足は、この8年間言われ続けてきた課題ではなかったか。結果を出したい、というひたむきな何かを日本の選手から感じとることは、3試合の中で遂になかった。“本物”の一流選手があれだけ熱くプレイする中で、日本のサッカーがまだまだ“本物”ではないことを思い知らされる大会となった。ジーコを継ぐ次期監督オシムは言う。「走りすぎても死にはしない!」捲土重来を期待したい。 ところでやや旧聞に属するが、“王・ジャパン”が本当に首の皮一枚あるかないかの絶望の淵から、第1回WBCで頂点に立ったことは、人気低迷中の日本のプロ球界・ファンにとって痛快事であった。あんなに純粋な気持ちでプロの野球中継を見、燃えたのは随分久しぶりだった気がする。それは日本を代表するスター選手たちが、技術を超えチーム一丸(サッカーとは比べるべくもない即席チームだったが)となって、ただ勝つことだけを目指し一球一球に必死になるプレイを見せたからだと思う。初めての世界の舞台で、彼らはそれぞれに、かつて経験した高校野球の原点にある勝つことへの渇望を呼び覚まされたのではないか。王さんも、イチローも、松坂も皆、勝ちたい思いの熱さを漲らせていた。大事なのは、あのときの“本物”の野球が足元のペナントレースでも見られるかということ。WBCを体験した選手たちの活躍ぶりに大いに注目しているところだ。 それにつけても、2人の可愛い“あいちゃん”は頑張っていますね。ゴルフの藍ちゃんと卓球の愛ちゃん! 競技の本場、米国・中国にともに単身乗り込んで奮闘中である。2人のすごいところは、小さいころから何かと話題になりながらも強くなろうというブレのない意志と努力で、今日の状態にいるということである。純粋に“本物”の強さを目指す“本物”の志の高さや行動力に、教えられることは多い。 私たちが目指す『エリア価値創造』へのチャレンジも、その成否は“本物”の商品企画・品質管理・アフターサービス等を通して、“本物”のお客さま満足をどう提供できるかに尽きると思う。そして当社の財産=競争力の源は、社員一人ひとりなのですから、皆さん自身が“本物”になること・近づくことが、そうした“本物”を実現するための愚直だけど確かな取り組みだと確信しています。いつも注文ばかりでスミマセン。でも、若い2人の“あいちゃん”に負けないよう、私たちもシッカリ頑張りたいと思いませんか?
さて、“ジーコ・ジャパン”の活躍が期待されたサッカーのドイツW杯が終わって10日余り。結果は皆さんご承知のとおりで、過去2回の成績と比べても、今回ほど世界の一流チームと日本のレベルの差を感じさせられた大会はなかった。それは実力以前のもっと大切なもの、パス回しのテクニックや組織力とかではなく、ボールをゴールに蹴りこむことへの意欲や勇気、勝利への執念、戦うことへの気持ちの高揚の違いを、テレビの映像を通して見せつけられたからだ。日本のシュート決定力不足は、この8年間言われ続けてきた課題ではなかったか。結果を出したい、というひたむきな何かを日本の選手から感じとることは、3試合の中で遂になかった。“本物”の一流選手があれだけ熱くプレイする中で、日本のサッカーがまだまだ“本物”ではないことを思い知らされる大会となった。ジーコを継ぐ次期監督オシムは言う。「走りすぎても死にはしない!」捲土重来を期待したい。 ところでやや旧聞に属するが、“王・ジャパン”が本当に首の皮一枚あるかないかの絶望の淵から、第1回WBCで頂点に立ったことは、人気低迷中の日本のプロ球界・ファンにとって痛快事であった。あんなに純粋な気持ちでプロの野球中継を見、燃えたのは随分久しぶりだった気がする。それは日本を代表するスター選手たちが、技術を超えチーム一丸(サッカーとは比べるべくもない即席チームだったが)となって、ただ勝つことだけを目指し一球一球に必死になるプレイを見せたからだと思う。初めての世界の舞台で、彼らはそれぞれに、かつて経験した高校野球の原点にある勝つことへの渇望を呼び覚まされたのではないか。王さんも、イチローも、松坂も皆、勝ちたい思いの熱さを漲らせていた。大事なのは、あのときの“本物”の野球が足元のペナントレースでも見られるかということ。WBCを体験した選手たちの活躍ぶりに大いに注目しているところだ。 それにつけても、2人の可愛い“あいちゃん”は頑張っていますね。ゴルフの藍ちゃんと卓球の愛ちゃん! 競技の本場、米国・中国にともに単身乗り込んで奮闘中である。2人のすごいところは、小さいころから何かと話題になりながらも強くなろうというブレのない意志と努力で、今日の状態にいるということである。純粋に“本物”の強さを目指す“本物”の志の高さや行動力に、教えられることは多い。 私たちが目指す『エリア価値創造』へのチャレンジも、その成否は“本物”の商品企画・品質管理・アフターサービス等を通して、“本物”のお客さま満足をどう提供できるかに尽きると思う。そして当社の財産=競争力の源は、社員一人ひとりなのですから、皆さん自身が“本物”になること・近づくことが、そうした“本物”を実現するための愚直だけど確かな取り組みだと確信しています。いつも注文ばかりでスミマセン。でも、若い2人の“あいちゃん”に負けないよう、私たちもシッカリ頑張りたいと思いませんか?
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