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住宅事業

実績紹介 リビオ新蒲田

従前134区画の団地型建替事業

「リビオ新蒲田」は、1969年に東京都住宅供給公社により分譲された新蒲田住宅(地上5階建・3棟・総戸数134戸)を、地上11階地下1階建・総戸数202戸のマンションに建替えるプロジェクトです。「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」(以下、円滑化法)を適用したマンション建替事業として、当社が取り組んでいる2地区目の事業となります(1地区目:渋谷・金王町住宅マンション建替事業/2008年3月竣工予定)。


新蒲田住宅(従前)

《新蒲田住宅建替の経緯》

新蒲田住宅管理組合では、築年数の経過による設備の老朽化問題、居住者の高齢化に伴いエレベーターのない住宅としての将来不安、建物の耐震性・防災面に対する不安感が高まり、2000年より建替えに関する検討を進めてきました。新日鉄都市開発は、2004年11月に建替事業のための事業協力者選定コンペにおいて当選し事業協力がスタート。2005年7月に区分所有者総数129人のうち126人の賛成を得て建替決議が成立、その後非賛成者の賛同も得て全員合意に至り、同年11月に建替組合設立認可となりました。

《権利者調整の課題と対応》

新蒲田住宅は従前134区画と権利者数が多く、また70歳以上の権利者が過半数を占める状況から、長期間の仮住居生活への環境面、資金面、健康面での不安、また新しいマンションについても資金面、環境面で希望に合った住宅を取得できるのか等の不安がありました。
当社はこれらの課題に対して、全体の事業進捗・管理および権利者の合意形成に至る調整、事業支援、意見具申等を効率よく実施しました。主な対応内容は以下の通りです。

  • 仮住居先の確保(民間企業社宅や公営住宅を、安価な賃料で仮住居として確保)
  • 住戸位置の調整:権利者が希望する住戸が確保できるよう権利者ヒアリングと設計変更を繰り返し実施
  • 権利者に対して、説明会、個別面談(組合設立まで計4回以上)、建替えニュースの発行を頻繁に実施し、情報の共有化、不安事項の解消に努める 等

《実績および今後の取り組み等について》

新日鉄都市開発はこれまでに、純住宅系では全国初の公団分譲住宅の建替えとして注目された「上目黒小川坂ハイツ」(1986年度日経優秀製品賞受賞)や「まちづくり功労者」として建設大臣表彰を受けた「ヴィルクレール二子多摩川(北見方共同住宅ビル)」を含め4件の建替事業を成功させた実績があり、現在都内で6件の建替事業を推進しています。

また当社では、今後の老朽マンションの増加による居住環境の悪化や耐震性・防災面における都市問題の深刻化に呼応し、2005年4月「マンション建替推進グループ」を新設しました。これまで取り組んできた建替事業や市街地再開発事業等、権利者と共同で事業を進めていく等価交換事業の実績を通じて培ったノウハウを活用し、今後も都区部の建替え案件を中心にマンション建替事業への取り組みを一層強化していきます。

建替え前・後の概要

  建替え前 建替え後
敷地面積
5,466.88m2(実測) 5,460.85m2
延床面積
約7,789m2 約18,000m2
階数・棟数
地上5階建・3棟 地上11階地下1階建・1棟
構造
鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
容積率
―― 約270%(300%)
住戸数
134戸 202戸
間取り
2LDK 1LDK〜5LDK
各戸専有面積
約44m2〜約48m2(3タイプ) 約46m2〜約147m2(32タイプ)
竣工
1969年3月 2007年11月(予定)